もろみ酢と黒酢

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健康酢に興味があるけど、もろみ酢と黒酢では、どちらを飲むのが体に良くて効果的なんだろうと迷っていませんか?

実は、もろみ酢も黒酢も目的に合った選び方をしないと、効果を十分に実感するのは難しいです。

なぜなら、それぞれ作られる原材料や製造方法、主成分が異なるからなんですね。

私は、自分に合った商品と出会ったことで、疲れが溜まるという悩みから解放され、お肌の調子まで良くなりました。

この記事では、もろみ酢と黒酢の違いをはじめ、具体的な効果や、どんな商品を選ぶのがあなたにとってメリットがあるかなどを解説しています。

記事を読んでもらえば、間違った商品を購入したために効果を実感できなかったとか、別の商品に乗り換えて無駄な時間やお金を使ってしまうということを無くせます。

もろみ酢と黒酢、どちらを選ぶか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事はこんな人にオススメ
  • もろみ酢と黒酢の違いを知りたい
  • もろみ酢と黒酢の効果を知りたい
  • 自分に合うのがどちらか知りたい
About この記事を書いた人
ブログ運営者こんにちは! メグです。
オーガニックな生活に取り組んで5年目の主婦です。 夫と5歳、2歳の子供+義父の5人が、小さな家で暮らしています。
某食品メーカーで食品分析士として働いた経験を活かし、家族の健康のため自然素材を取り入れる生活を心がけています。
ブログ名のオーガニッチは、自然素材から作られるニッチなアイテムを紹介することから名づけました。
今は専業主婦ですが、ずっと家にいたのでは窒息しそうになるので、ひそかに仕事復帰のチャンスをうかがっています。
●資格保有:食品分析士、管理栄養士

もろみ酢と黒酢の違いを徹底比較

もろみ酢と黒酢は似ているようでいて、作られる原材料や主成分が違うため、目的に合ったほうを選ばないと求める効果を得ることはできません。

ここでは、もろみ酢と黒酢の違いについて分かりやすく解説しますので、どちらがあなたにとって最適なのかを判断するヒントにしてもらえればと思います。

項 目 もろみ酢 黒 酢
原 料 泡盛のもろみ 玄米、大麦
主成分 クエン酸、アミノ酸が豊富 酢酸、抗酸化成分が豊富
製造方法 泡盛を作る過程で出るもろみを発酵させて作る 玄米や大麦を長期間発酵・熟成させて作る
効 果 疲労回復、美容効果 ダイエット、血流改善
甘みがあり、フルーティーで酸味控えめ コクが深く、酸味が強い
主要産地 沖縄県 鹿児島県

もろみ酢と黒酢の違いをまとめたのが上記の表です。

もろみ酢は、沖縄で作られるお酒「泡盛」を製造する過程でできる「もろみ」が原材料として使われます。

一方の黒酢は、玄米や大麦などが原料で、発酵させて熟成させる期間が割と長いのが特徴です。

もろみ酢の主成分はクエン酸ですが、黒酢は酢酸が主成分になります。

ただ、黒酢の主成分である酢酸は、体内でクエン酸となって活用されるので、吸収効率はクエン酸が主成分であるもろみ酢のほうが良いといえるかもしれません。

原材料と製造方法の違い

もろみ酢の主原料は、ほとんどがタイ米(インディカ米)を使用して泡盛を製造する際にできるもろみです。

明治時代には中国や韓国、あるいはベトナムやミャンマーといったアジア各地の米から泡盛を製造していましたが、大正から昭和にかけて、主としてタイ米が使われるようになりました。

平成4年、国内でお米が不足した俗にいう「平成の米騒動」のとき、海外から最も多く輸入されたのが、このタイ米です。

日本の玄米に比べて細長い形状だったので、違和感を感じた人が多かったですね。

タイ米

泡盛作りでタイ米が主流になった理由としては、硬質米なので米麹にする作業がやりやすいことや、アルコール発酵させるときの温度管理のしやすさ、製品として出来上がる泡盛の量が多いといったことがあるようです。

もろみは蒸留後のいわゆる搾りカスなので、アルコール分は一切含まず、これをさらに搾って作られるのがもろみ酢です。

対して黒酢は、玄米と麹と水を原料として仕込み、1年~3年程度かけて発酵・熟成させて作られます。

熟成させる期間により味や香り、色合いなどが違ってきます。

[熟成発酵中の黒酢の壷畑]
黒酢の壷畑

もろみ酢はまろやか、黒酢は強めの酸味

もろみ酢には、体の疲れを取るのに役立つクエン酸やアミノ酸が豊富に含まれています。

クエン酸やアミノ酸には、体のエネルギーを作るのを助ける働きがあり、特に運動後や疲れているときなどに効果的に作用します。

クエン酸はまろやかな酸味が特徴で、レモンなど柑橘系の果物に多く含まれ、疲労回復に効果的な成分として知られていますよね。

またアミノ酸は、筋力やお肌の修復・生成といった私たちの体の構成に関わる成分なのですが、もろみ酢には必須アミノ酸を含む18種のアミノ酸が含まれています。

もろみ酢は、比較的飲みやすいところが特徴です。

一方、黒酢の主成分である酢酸は、クエン酸に比べて酸味が強いですが、腸内環境の改善や、急激な血糖値の上昇を抑える効果があるとされています。

黒酢にもアミノ酸が含まれていますが、大ざっぱに言って、もろみ酢に含まれる量に比べると約1/3~1/4程度に留まります。

しかし、黒酢には酢酸やアミノ酸のほかに、健康をサポートする抗酸化成分も多く含まれているという特徴もあります。

毎日少しずつ飲むことで血流を良くしたり、代謝を高めて痩せやすい体になるのに役立つとされ、生活習慣病の予防やダイエットサポートの面で期待できるのですね。

味わいとしては酸味が強く感じられ、もろみ酢だとそのままストレートでも飲めるのに対し、黒酢は水、あるいは炭酸水などで割って飲むか、サプリメントで飲むのが普通です。

このように、主成分の違いで得られる効果や味わいに、多少の違いが出てくるのですね。

メグ

黒酢は、お料理に使われる機会が多いですね。

黒酢は食酢、もろみ酢は非食酢

お酢は、食用として伝統的な醸造調味料の一つとして古くから広く利用されてきました。

それが、直接飲用できる商品として開発されたのは、割と最近のことです。

健康管理やダイエットなどに関心の高い消費者の間で徐々に知られるようになり、知名度が上がるにつれ人気も高まってきました。

ですが、それと同時にもろみ酢か黒酢か判断のつきにくい商品も出回るようになり、消費者が混同してしまうケースも見受けられるようになりました。

そのため公正取引委員会では、お酢の種類に一定の基準を設けています。

酢の種類表お酢は食酢と非食酢とに大別でき、食酢はさらに醸造酢と合成酢の2つに分けられます。

酢酸発酵で作られるのが食酢、そうでないものを非食酢と呼びます。

もろみ酢は非食酢の部類に入りますが、食用でないということではなく、むしろクエン酸やアミノ酸を豊富に含む、とても栄養価の高い食品といえます。

もろみ酢の選び方ポイント

もろみ酢は、本来沖縄が主な生産地ですが、この頃ではそれ以外の地域で生産されたものも販売されています。

また、味わいにも酸味が強めのものとマイルドなものとがあります。

もろみ酢を選ぶ際には、そのあたりをチェックして、最も自分に合う商品を見つけてください。

本場のものを選ぼう

もろみ酢は、ラベルに「琉球泡盛由来」や「沖縄もろみ酢」といった記載がある商品を選ぶのをおすすめします。

公正マーク

また、「もろみ酢公正取引」マークが表示されているものは、公正取引協議会の基準をクリアしているものなので、品質面で信頼度が高いといえます。

飲みやすいのは加糖タイプ

もろみ酢をはじめて飲む人や、酸っぱいのが苦手という人には、黒糖や果汁の入った加糖タイプのもろみ酢がおすすめです。

黒糖の粉末

ほのかな甘味で飲みやすく、黒糖や果汁の香りや風味も楽しめます。

ただし、糖分を控える必要のある方は、飲みすぎないよう注意してくださいね。

さっぱり飲める無糖タイプ

私のように酸っぱいのへっちゃらとか、酸味のあるサッパリとした味わいが好みの方におすすめなのは無糖タイプ。

よけいな甘さがないため、お料理に使っても本来の味を邪魔することなく、味や風味を引き立ててくれます。

糖分控えめな方や、ダイエットを志す方でも安心して飲むことができますよ。

もろみ酢の詳しい記事はコチラ↓

黒酢の選び方ポイント

黒酢商品は大きく分けて、液体タイプとサプリタイプのものがあります。

それぞれにメリット・デメリットがありますが、美容や健康が目的の人には、手軽に飲めるサプリメントが人気のようです。

液体の黒酢は高濃度のため希釈して飲むのですが、サプリならそういった手間をかけずに飲むことができます。

希釈しなくてもよい「黒酢ドリンク」と呼ばれるものもありますが、これらには砂糖やハチミツ、あるいはヨーグルトなどで飲みやすく加工された商品が多く、糖分やカロリーが気になる方からは敬遠されがちなようです。

黒酢のサプリには高カロリーになる成分が含まれていないものが多く、そういう心配がいりません。

酸味やニオイが気になる人でも問題ありませんし、なにより手軽に飲めるところがウケているのですね。

[えがおの黒酢サプリ]

ただ、液体の黒酢にも料理に使えるというメリットがあります。

酢豚やチキン南蛮といった肉料理などに使うと、独特な酸味も甘酸っぱい味に変わり、コクと香りが増してお肉の味をいっそう引き立ててくれます。

また、お醤油などと混ぜて野菜サラダのドレッシングとして使うのもありですよ。

メグ

黒酢の場合、ご自身の使用目的により液体タイプかサプリメントにするかを選ぶとよいでしょう。

もろみ酢と黒酢を飲んだ人の口コミ

もろみ酢と黒酢は原材料や成分が異なるわけですが、それにより味わいや効果などにも違いがあります。

ここでは、実際に飲んでみた人の感想を集めてみましたので、もろみ酢と黒酢に分けてご紹介します。

もろみ酢を飲んだ口コミ

40歳の女性

飲んでいた方が、寝起きが良いので毎日夜に飲んでいます(*^^*) 黒酢の方ではなく、もろみ酢の方が私には合っています♪

60才の女性

定期購入していたのをやめましたが、なんとなく元気がでないなと感じ、再度購入して飲み始めたらまた元気がでてきた感じです。

50歳の女性

飲んで元気というより、 今日やたら疲れる…→そういえば飲み忘れてる、と実感します。

40歳の女性

ユンケルとかよりもよほど効き目が感じられます。お酢の疲労回復効果、すごいです!

50歳の女性

約3週間くらいから、基礎体温が低体温で低かった私の体温が、36℃代に変化しました。疲れにくいというよりかは、結構動いても疲れを感じなくなりました。

黒酢を飲んだ口コミ

50歳の女性

肌の調子も良くなり、何より体調が良くなっている事を実感し、手放せなくなりました。

40歳の女性

夜寝る前にひと粒、出勤後にひと粒にしてみました。お陰様で元気で過ごせるようになりました。それまではほぼ毎朝栄養ドリンクを飲んでいましたが、もう買わなくなりました。

60才の女性

飲んでいると肌の調子がうんといいのです。ずっと美容と健康で助けられています。

50歳の女性

しばらく飲んでなかったのですが、 再開すると顔のハリ・ツヤが戻り、体のだるさも感じにくくなりました。

40歳の女性

ダイエット目的で飲み始めたのですが、これを飲むようになってから吹き出物が減り、お肌がツヤツヤになりました! 気のせいだろうと思い、飲むのを1ヶ月くらいやめたらまた肌荒れ…再び飲み始めると肌荒れが治り、当分これ無しでは無理だな、と。

もろみ酢と黒酢の口コミで多かったのは下記の通りです。

  • 朝の目覚めが良くなった
  • 疲労回復の効果を感じる
  • 肌荒れが減り調子が良い

この他にも「お通じが良くなった」などの口コミもありましたが、おおまかに言って、もろみ酢は疲労回復効果、黒酢では美容効果を実感したというものが多かったです。

上記の口コミはAmazonや楽天市場、アットコスメなどから抜粋しています。

まとめ

もろみ酢と黒酢には、それぞれが持つ特徴があります。

一般的には「疲労回復や生活習慣病の予防を求めるなら、もろみ酢が良い」、「ダイエットや美容効果が目的なら、黒酢が最適」とされてはいますが、そう単純ではないところもあります。

人によって、もろみ酢でダイエット効果を実感したり、黒酢が疲労回復にとても効くという場合もあるのです。

それが体に合う、合わないということなんですね。

なので、効果を実感するためには、一方で目的が果たせなければもう一方を試してみるという姿勢が大切なのかもしれません。

「成分」、「味」、「効果」、いかがだったでしょうか? この記事がご自分に合う健康酢を見つける参考になれば幸いです。

もろみ酢と黒酢、どちらも体にとって有益なことは間違いないので、運動後の疲労回復や血流改善、代謝アップを目指す方には、継続して飲むことをおすすめしたい食品です。

あなたに最適な健康酢に出会えることを願っています。