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口内炎ができると口の中が不快だし、痛いですよね。
私もときどき口内炎ができることがあるのですが、いつの間にか消えています。
ですが人によっては口内炎ができたり消えたりと、再発を頻繁に繰り返すケースもあるようです。
口内炎ができると、口の中に違和感があって気持ち悪いと感じたり、痛みで食事も楽しくないし、おしゃべりさえ嫌になるという人もいます。
ドクダミが口内炎の予防に役立つという話を聞いたことはあるでしょうか。
ドクダミは「十薬」と呼ばれ、様々な病気の治療に利用されています。
口内炎が再発しないようにするには、疲労を溜めないよう体調管理をするなど、日頃からの予防が重要です。
このページでは、ドクダミが口内炎の対策に有効な理由や、口内炎の再発予防におすすめのドクダミ青汁酒「十黒梅」について記事にしています。
こんにちは! メグです。
オーガニックな生活に取り組んで5年目の主婦です。
夫と5歳、2歳の子供+義父の5人が、小さな家で暮らしています。
某食品メーカーで食品分析士として働いた経験を活かし、家族の健康のため自然素材を取り入れる生活を心がけています。
ブログ名のオーガニッチは、自然素材から作られるニッチなアイテムを紹介することから名づけました。
今は専業主婦ですが、ずっと家にいたのでは窒息しそうになるので、ひそかに仕事復帰のチャンスをうかがっています。
●資格保有:食品分析士、管理栄養士
- 口内炎の再発を繰り返している
- 口内炎ができなくなる方法が知りたい
- 口内炎に有効なアイテムを知りたい
口内炎を寄せつけないドクダミ成分
ドクダミは、古くから民間療法で用いられてきた植物です。
血行促進やデトックス効果などがあるとされており、口内炎のケアにも効果があるとされています。
ドクダミの成分には、口内炎の治癒を早める殺菌作用、抗炎症作用などのほかにも、予防効果も期待できます。
殺菌作用のある成分
ドクダミで口内炎の治癒を早めることができるのは、デカノイルアセトアルデヒドやクエルシトリンといった成分が、口内炎の原因となる細菌やウイルスを殺菌する作用を持つからです。
ほかにも、ドクダミにはタンニンやフラボノイドなど抗酸化作用を持つ成分も含まれています。
これらの成分は、活性酸素を除去したり、タンパク質を変性させたりすることで生活習慣病の予防効果を期待でき、口内炎の再発防止にも役立ちます。
抗炎症作用のある成分
ドクダミは炎症を抑える効果があるので、口内炎の痛みや腫れを和らげます。
ドクダミには、アントシアニンやクエルシトリンなどの抗炎症作用を持つ成分が含まれていて、炎症を引き起こす物質の働きを抑制することで、口内炎による炎症を抑える効果があります。
免疫力を高める成分
ドクダミに含まれるタンニンやフラボノイドには、免疫力を高める作用もあります。
免疫賦活成分といい、白血球の働きを活性化させたり、抗体の産生を促したりすることなどで、免疫力を向上させるのです。
それにより、痛い口内炎が繰り返すのを予防する効果も期待できます。
疲労回復させる成分
ドクダミにはクエルシトリンやクロロフィルなど、血行を促進させたり、デトックス作用をもつ成分が含まれています。
これらの成分には疲労を回復させる効果を期待できるので、体力が衰えたスキを狙って発症する口内炎に、発症させるチャンスを与えません。
ドクダミは、これらの成分のほかにも様々な病気の改善に役立つ成分を豊富に含んでいて、「十薬」という呼び名で昔から親しまれてきました。
ドクダミ酒で口内炎が治る
口内炎は、病院で「レーザー治療」か「薬物療法」で治すという方法があります。
ですが、それはあくまでも一時的な対処にしかすぎません。
このブログをお読みの方は、ずっと口内炎に悩まされていて、繰り返す口内炎をどうにかしたいと考えているはずです。
なので、その場しのぎの市販薬などでは、根本的な問題の解決には至らないことも、よくご存知でしょう。
そこで、繰り返す口内炎にお困りであれば、ドクダミの青汁酒「十黒梅」を試してみてはいかがでしょうか。
風邪でもないし熱もない、なのに夜になると咳に悩まされるという方は多いですね。 ひどい人になると日中でも咳が続き、仕事もおぼつかないということがあるようです。 そういう方は、どくだみ青汁酒の「十黒梅」を試してみるといいと思 …
十黒梅はドクダミを使った健康酒で、本来は夜中の咳とか便秘解消のためなどに飲まれている『ドクダミ青汁酒』です。
ところが、十黒梅の口コミをじっくり見ていくと、口内炎ができなくなったという口コミが、とてもたくさんあるのですね。
本来は別の目的で十黒梅を飲んでいたけど、気づかぬうちに口内炎が再発しなくなっていたというのです。
これは、十黒梅の原料がドクダミであることからして十分考えられることですが、それだけではないようです。
ドクダミ青汁酒の十黒梅をおいしくするために使われている梅肉エキスにも、その秘密がありました。
十黒梅に含まれる成分については、こちらのページで詳しく解説しています。↓
どくだみ青汁酒の十黒梅(じゅっこくばい)は、止まらない咳をしずめる効果があると多くの方から支持されている健康飲料です。 十黒梅に咳の症状を緩和させる効果があるのは、主原料として使われているどくだみの様々な成分に秘密があり …
口内炎に効く梅肉エキス
ブログなどネットサイトを見ると、口内炎には梅肉エキスが効くという記事がたくさん見つかります。
それくらい梅肉エキスが口内炎の改善に効果があることは、広く知られているのですね。
梅肉エキスは「青梅」から作られます。
青梅の絞り汁を長時間加熱して、水分が蒸発したペースト状のものが梅肉エキスです。
梅肉エキスは『クエン酸』や『リンゴ酸』、『ピルビン酸』などの有機酸を豊富に含んでいます。
またそれ以外にも、濃縮されたカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分もたっぷり含んでいるんですよ。
梅肉エキスはクエン酸などの有機酸が多く含まれていることで、疲労回復効果が高いとされ、昔から民間薬として重宝されてきた健康食品なんですね。
有機酸には糖の代謝を促して活性化させる作用があり、栄養素をすみやかにエネルギーに変換するので、疲労の回復効果が高まるわけです。
また、梅肉エキスには抗炎症作用や抗アレルギー作用があり、風邪やインフルエンザの予防とか、細胞がガン化するのを防ぐ効果を期待できるといわれています。
十黒梅を飲んでいる人に口内炎ができなくなったのは、この抗炎症作用や、梅の持っている殺菌効果、それにドクダミの成分が合わさった成果です。
実際、梅肉エキスに含まれるクエン酸には、虫歯の原因菌や歯周病菌を抑制する効果があるので、口の中を清潔に保つことができるのですね。
口の中が清潔であれば、口内炎のできるリスクは大幅に減ります。
梅肉エキスが口内炎に良いと言っている人がたくさんいるわけですが、なかには梅肉エキスを直接口内炎に塗って治したというつわものもいます。
しかしその場合には、口内炎がしみて激痛が走るそうです。(汗)
そのかわり、激痛のあとには嘘のように口内炎が治まるようですが。
でもそんなことをしなくても、十黒梅を美味しく飲んで、それで口内炎が無くなっていくのなら、そっちのほうが断然いいと思いませんか。(^^♪
ドクダミを使った口内炎のケア方法
ドクダミ酒以外にも、ドクダミを使って口内炎をケアする方法としては「ドクダミ茶」、「ドクダミ酢」、「ドクダミエキス」などがあります。
家庭で実践する方法としては、
作 り 方 | 使 用 法 | |
ドクダミ茶 | ドクダミ10gほどを水200mlで煮出し、茶葉を取り除く | 毎日2~3回飲む |
ドクダミ酢 | ドクダミを10gほどを酢100mlで漬け込む | 1日数回、患部に塗布する |
ドクダミエキス | ドクダミを乾燥させ粉末にしたものを、水やぬるま湯で溶かす | 1日数回、患部に塗布する |
すんごい大ざっぱですみません。
ドクダミ酢など患部に塗布すると書きましたが、口に含んだほうが簡単ですね。
ドクダミには、口内炎の原因となる細菌や炎症を抑え、口内炎の改善に役立つ作用があるので、こういう方法もあることをご紹介しましたが、やはりイチオシはドクダミ青汁酒ですね。
その理由は、ドクダミ青汁酒「十黒梅」で口内炎が治ったという口コミの数があまりに多く、リアルな声に信頼性を感じるからです。
口内炎に関する十黒梅の口コミ
ドクダミ青汁酒十黒梅の公式ページには、愛飲者からのたくさんの感謝の手紙が紹介されています。
2000件を越える口コミの中から、口内炎に関するものだけを、いくつか要点を絞って引用してみます。
● 娘の口内炎ができにくくなり
娘の口内炎ができにくくなり、できても治りが早くなりました。私も最近謎の咳が出るようになってきましたので、毎日きちんと飲むようにしようと思っています。(50代)
● ずっと健康でいられる感じがします
青汁酒・十黒梅を続けて飲んでいます。なくてはならないものです。特に口内炎ができなくなり、病気で会社を休むことがなくなりました。体調が悪くなりそうでも、夜に飲んで寝れば翌日すっきりです。毎月届くのが楽しみで、ずっと健康でいられる感じがします。ありがとうございます。(40代)
● 十黒梅でぐっすり眠れるように
4年以上お世話になっているのに 初めてお便りします。毎晩 美味しく頂いています。きっかけは、口内炎がひどく1ヶ月間続いてしまい、ネットで十黒梅を知り、半信半疑で注文しました。ふと気づくと口内炎もほとんど出来ず、のどが弱いのと花粉症のかゆみで常にのどあめが必要だったのが、ほとんどなめる必要がなくなりました。本当にありがとうございます。(50代)
● ありがとうと感謝の気持ちいっぱい
私は口内炎に長い間悩まされ、数年前に十黒梅に出会えて、ほとんどできなくなり、感謝していました。抗がん剤の副作用で上あご半分、舌にいっぱいの口内炎ができて、食べる事も話をする時も痛くて……。治療日以外は、十黒梅のお世話になって口内炎も治まって、体も心もうるおってきています。十黒梅のおかげ、ありがとうと感謝の気持ちでいっぱいです。スタッフ一同様、これからも細く長く、よろしくお願い致します。(60代)
● 飲み続けて5年ほどになります
お世話になっております。飲み続けて5年ほどになります。きっかけは子宮全摘の手術後、体調が思わしくなく、もともと口内炎がひんぱんに出来る体質でしたが、さらに悪化しました。ネットで調べ、半信半疑で注文しました。飲み続けていくうちに、まずは痛みが和らぎ、口内炎の大きさが小さくなり、出来る間隔が長くなりました。5年たった今は、ほとんど出来なくなりました。本当に感謝です。(40代)
まだまだたくさん、十黒梅の公式サイトには感謝のお便りが掲載されています。
口内炎にはどんな種類があるのか?
唇の裏側にプツっと丸くできたり、舌の奥のほうに赤黒くできたり、ほっぺたの裏側に突然痛みをともなってできるなど、口内炎はいろんなカタチで現われます。
口内炎とは、口の中だけでなく口の周りも含め粘膜部分にできる炎症すべての総称のことなので、「これだ」とひとつの症状に決まっているわけではないのですね。
では、口内炎にはいったいどれくらい種類があるのでしょうか。
安静にしていれば自然に治まるものから、病院での治療が必要になるものまで、口内炎について種類や症状、原因、対処法などについてまとめてみました。
種 類 | 症 状 | 原 因 | できやすい場所 | 対 処 法 |
---|---|---|---|---|
アフタ性口内炎 | 口の中に小さな円形の潰瘍ができ、接触時に強い痛みを感じる | 免疫力の低下、ストレス、食物アレルギー、ビタミン不足などが考えられる | 唇の裏側や頬の内側、舌の側面など | 通常は自然に治癒するが、痛み止めの薬を用いることもある |
カタル性口内炎 | 口の中の粘膜が赤くなって炎症を起こす | 口の中を噛むなどしてできた傷ややけど、虫歯や歯槽膿漏、ビタミン不足が原因として考えられる | 頬の内側にある粘膜など | 通常は自然に治癒するが、痛み止めの薬を用いることもある |
ヘルペス性口内炎 | 口の中に小さな水疱が生じ、強い痛みをともなう | 単純ヘルペスウイルスによる感染 | 唇やその周りの皮膚、歯茎など | 抗ウイルス薬を使用したり、痛み止めの薬を使用することがある |
カンジダ性口内炎 | 舌や頬の内側、上顎の粘膜などに症状が出る | カンジダ菌による感染 | 舌や頬の内側、上顎の粘膜など | 抗真菌薬などの使用 |
ニコチン性口内炎 | 上顎に赤い斑点が出現するなどの症状が出る | ニコチンによる刺激や、タバコの煙の熱などの刺激 | 上顎にできることが多い | 喫煙を控える |
薬剤性口内炎 ※1 | 口のまわりの皮ふにぶつぶつができ、高熱をともなうこともある | 抗菌薬、解熱消炎鎮痛薬、抗てんかん薬、抗がん剤などの使用。またはウイルスやマイコプラズマによる感染 | 口の中やくちびる、目や鼻の中の粘膜など比較的広範囲にわたる | 病院など専門の医療機関で受診する |
放射線性口内炎 ※2 | 口の中に赤みを帯びた潰瘍ができ、唾液の分泌が減って味覚障害を生じる | 放射線により細胞の再生能力が低下し、粘膜が欠損して潰瘍ができる | 口の中やくちびる、及びその周辺 | 医療機関で指示された対処法の実践 |
◎参考元 ~ ※1 : 「重篤副作用疾患別対応マニュアル」~ 厚生労働省、※2 : 「放射線治療と口腔粘膜炎」~ 静岡県立静岡がんセンター
アフタ性口内炎
アフタ性口内炎は、口内炎の中で最も一般的なもので、痛みを伴う潰瘍が繰り返し形成される特徴があります。
口腔内の粘膜に直径3〜5mmの円形の潰瘍として現れる口内炎で、主に頬の内側、歯肉、舌、口唇などの粘膜に発生します。
潰瘍の表面は白く見え、縁は赤みを帯びているため、目で見てはっきり識別できます。患部の真ん中がくぼんでいるのも特徴です。
症状
頬の内側、歯肉、舌、口唇などの粘膜にできることが多く、現れる1〜2日前から痛みが生じることがあります。
進行すると出血することもありますが、発熱やリンパ腺が腫れることはありません。
原因
アフタ性口内炎の原因は明確にはわかっていませんが、要因としてはストレス、食物アレルギー、ビタミンB2欠乏、ホルモンバランスの崩れ、消化器官疾患、免疫異常などが考えられます。
すべての年齢層で発症しますが、比較的若い年代の女性に多くみられる傾向があります。
治療
原因が不明なため、症状に対処する治療が中心になりますが、普通は1〜2週間で自然治癒することがほとんどです。
症状が重い場合には、病院でステロイドを含む軟膏や口腔粘膜貼付錠が処方されることもあります。
熱かったり酸っぱいなど刺激の強い食べ物は避けるべきですが、痛いからといって歯磨きなどを怠ると症状が悪化する可能性があるので、口腔内はできるだけ清潔に保つことが大事です。
カタル性口内炎
カタル性口内炎は、口腔粘膜に起こる炎症の一種です。
誰でも発症する可能性のある一般的な口内炎ですが、アフタ性口内炎に比べると再発する頻度は比較的少ないです。
主な症状は、口腔粘膜の赤み、腫れ、痛み、水疱などで原因は様々ですが、物理的な刺激や熱傷、化学物質などが主な原因と考えられています。
症状
口の中が赤く腫れ上がり、熱を持つことがあります。
アフタ性口内炎と違い、患部周辺の境界が不明瞭で、赤く腫れたり、水疱ができたり、ただれたりします。
刺激の強い食べ物がしみたり、ヒリヒリした痛みをともなうことがあり、唾液の分泌量が増加し、口臭が発生することもあります。
原因
主な原因は、物理的な刺激によるものが多いとされています。
入れ歯や矯正器具、義歯などが接触したり、唇や頬の内側を噛んだ、歯ブラシで強く擦ったなどの刺激を受けてキズができると、そこに細菌が繁殖して発症するのですね。
また、うっかり熱い食べ物や飲み物を口に入れて火傷をしたり、薬品の刺激を受けたりしても発症する原因になることがあります。
治療
通常は1〜2週間程度で自然治癒することが多いのですが、症状や痛みがひどいときには病院で受診しましょう。
カタル性口内炎の場合、主な原因は物理的な刺激でできたキズなので、抗炎症作用のある口腔用の軟膏を患部に塗布したり、殺菌錠やトローチなど使用するのも有効です。
ヘルペス性口内炎
ヘルペス性口内炎は、ウイルスの感染が原因で起こる口内炎の一種です。
主に1〜3歳の子どもに多く見られ、口の中にたくさんの小さな水ぶくれができるのが特徴です。
唇や口腔内の粘膜に小さな水疱状の潰瘍が複数できると同時に、強い痛みや熱っぽさの症状が現れます。
一般的には10日~2週間程度で自然治癒しますが、完治後もウイルスが体内に潜伏し、免疫力が低下したときなどに再発する可能性があります。
症状
ヘルペス性口内炎では、下記のような症状が見られます。
-
- 口の粘膜に多くの小さな水疱ができる
- できものが痛む
- 発熱があり、リンパ節が腫れる
- 歯茎が腫れて、強い痛みや出血
- 痛みが原因で食欲が低下する
原因
単純ヘルペスウイルスに感染することで起こります。
このウイルスは人から人、物から人へと感染して発症を招きますが、感染経路としては手をつないだり、キスをするなど直接的な接触だけでなく、ヘルペスウイルスを持つ人が使ったタオルや食器などからも感染する場合があります。
治療
ヘルペス性口内炎は、発症から10日~2週間で自然治癒するとはいうもののウイルス性の疾患なので、家族や他人に感染させる可能性を考えると、病院で受診してしっかりした処置を行うのが望ましいですね。
内服薬での治療が一般的ですが、痛みが続くようなときはレーザーによる治療を行う医院もあります。
完治後も免疫力の低下などで再発することがあるので、日頃から口の中を清潔に保つようにし、発症者との接触を避けるなどの予防に心掛けましょう。
カンジダ性口内炎
カンジダ性口内炎は、もともと口の中に存在している常在菌のひとつ「カンジダ菌」と呼ばれる真菌(カビ)の一種が原因で口腔内に白い斑点や潰瘍ができる病気です。
なので、カンジダ性口内炎が発症するしくみは、外部から感染するのではなく、口の中で菌が過剰に繁殖することによって引き起こされることになります。
この点では、ウイルスで感染するヘルペス性口内炎とは違って、他人を感染させることはまずないと言えますね。
一般的には免疫力が低下しているときに発症しやすいですが、高齢者や糖尿病患者、ステロイド剤や抗生物質を長期間にわたり服用している場合などに多く発症するようです。
症状
症状としては、主に以下の3つがあります。
- 偽膜性カンジダ症 / 舌や口の中の粘膜の表面に「灰白色または乳白色の点状、線状、あるいは斑紋状の白苔」が見られます。白苔はガーゼなどでぬぐうことができますが、剥がした後の粘膜面は赤くなったりただれたりするので、できるだけ触らないほうがいいでしょう。
- 萎縮性カンジダ症 / 紅斑性カンジダ症ともいい、舌乳頭の萎縮、粘膜の紅斑、ヒリヒリとした強い痛みなどの症状がみられます。口角の赤みや亀裂がみられることもあります。
- 肥厚性カンジダ症 / 病状が慢性化したときの症状で、白苔が剥がしにくく、粘膜の表面が分厚く変容していきます。
原因
カンジダ性口内炎の原因となるカンジダ菌は体内の常在菌の一つであり、通常は健康に影響を及ぼすことはありません。
しかし、加齢やステロイドの使用、化学療法などによって常在菌のバランスが乱れることでカンジダ菌が過剰に増殖し、発症へと繋がっていきます。
治療
軽症のうちは、うがいをしたり口腔内を清潔に保ったりすることで改善します。
重症になると抗真菌薬による治療が必要となり、専門の病院で診察を受けて処方してもらう必要があります。
カンジダ性口内炎は、原因も症状も治療法も他の口内炎とは異なります。
乳幼児にも発症することがあり、成人でも重症化すると食道や胃腸などの他の臓器に感染することもあります。
市販薬は存在しないため、疑わしい症状がある場合は早めに病院を受診して、適切な治療を受けるのが大事です。
ニコチン性口内炎
ニコチン性口内炎は、喫煙者の口腔内にできる白板症(舌や歯肉、頬粘膜などによくみられる白斑状のざらざらした病変)の一種で、喫煙による刺激や乾燥によって口腔粘膜が角質化し、白い斑点や盛り上がりを生じます。
痛みやしみるなどの症状はほとんどありませんが、放置すると口腔がんへと進行する可能性もあるため、軽く考えてはいけません。
症状
症状としては、主に次のようなものが挙げられます。
- 口の中の粘膜や舌に、円形または楕円形状、時にシワ状の白い潰瘍ができる
- 口の中の粘膜が異常に厚くなり赤い斑点が見られることもある
- 自覚症状はほとんどない場合が多いが、ときにしみたり痛みを感じることがある
原因
ニコチン性口内炎の原因として考えられるのは次のとおりです。
- ニコチンは刺激性が強いため、口内の粘膜を傷つけることで炎症を引き起こす
- タバコの煙の熱気によって口の中が軽く火傷をした状態になり、煙によって口の中が乾燥することで口内炎ができやすくなる
- ニコチンをはじめとするタバコの有害物質が口の粘膜に影響を及ぼし、口内炎を発症する
- 喫煙によりビタミンを消費することも関係している
特に注意したいのは、ニコチンで傷つけられた粘膜の抵抗力が弱るとウイルスなどの侵入を許してしまうので、他の種類の口内炎までも引き起こす可能性がある点です。
対処法
口内炎の発症を抑えるのは禁煙することが一番なので、まずは数週間から数ヶ月タバコを控えることをおすすめします。
どうしても禁煙が難しい場合は、少しずつ本数を減らす努力をするとか、禁煙クリニックなどに相談するのもひとつの方法ですね。
また、タバコを吸ってしまった場合は、そのあとに必ずうがいをして、口の中に付着した有害物質を洗い流すようにしましょう。
長年の喫煙で口の粘膜に有害物質が蓄積されていたり、乾燥が進んだりすると、口内炎ができやすくなります。
歯みがきやうがいの回数を増やして粘膜の有害物質を落とすなど、衛生的な口内環境を維持することが大切です。
喫煙者にとって禁煙するのは難しいことかもしれませんが、禁煙に成功すれば口内炎をやっつけるだけでなく、体全体の健康にも繋がるので、まさに「一石二鳥」と言えますね。
ここでは普段の生活において起こる可能性のある口内炎を取り上げ、薬剤の投与による「薬剤性口内炎」と、放射線治療中に生じる「放射線性口内炎」についての詳しい説明は省略させてもらいました。
口内炎についてまとめると、原因や症状によってさまざまな種類があり、適切な治療方法も異なるため、症状がひどい場合や治りが遅いと感じたら、早めに病院で治療を受けることが大事です。
なにより、普段から口の中を清潔に保っておくことが大きなポイントですね。
このページでは、口内炎に対するドクダミの効能を記事にしていますが、予防や治療において、ビタミンB群や抗炎症作用のある成分を豊富に含むドクダミ青汁酒を活用するのは有効な方法です。
口内炎を侮るべからず
そもそも口内炎とは、口の中とかその周辺の粘膜部分にできる炎症のことをいいます。
口内炎は様々な部分にできますが、歯ぐきにできると『歯肉炎』、舌にできた場合には『舌炎』、唇だと『口唇炎』などと呼ばれています。
大きさとしては、直径1mmくらいのものから1cm程度の大きさのものまで様々ですが、大抵の場合には放っておいても2週間もあれば無くなります。
なので口内炎ができても、「ほったらかしとけば治る」とか「そのうち消えるだろう」というふうに思われがちですが、あまり楽観視できないのが口内炎です。
口内炎を繰り返すことにより、やがて口腔がんを発症するケースだってあるんですよ。
口内炎ができる原因は?
口内炎ができる原因も様々あります。
ストレスとか偏った食生活により免疫力が低下したときや、口の中を噛んでしまってできる場合の他、何かの病気に関連した症状として口内炎を発症する場合もあります。
ほかにも睡眠不足や栄養不足、または虫歯や入れ歯の不具合などでも口内炎は発症しますが、口の中で雑菌が繁殖して不潔な状態になることも、大きな原因のひとつだと考えられます。
とくに注意したいのは、ウイルスの感染によって口内炎を発症するケースです。
もしもウイルスが原因なら、自分で治すのはまず不可能なので、専門の医療機関で診てもらう必要があります。
口内炎は予防が大切
口内炎を治すにあたっては、まず口内炎ができた原因について思い当たることがないか、よく考えてみましょう。
食生活が偏っていたなと思えば、栄養バランスの整った食事を心がけるようにする。
ストレスや睡眠不足が続いているなら、夜ふかしをせず、ぐっすり寝て体を休めるなど、生活リズムを安定させることが大事です。
規則的な生活を心がけていれば口内炎は自然に消えていきますが、早く治そうと思ったら市販の薬を使うという手もあります。
口内炎の薬には服用するタイプのものから軟膏のような塗るタイプのもの、口の中を洗浄するものやスプレータイプのものまで様々な種類があります。
ただ、薬はイヤだという人は、ドクダミ酒の十黒梅を試してみるといいかもしれません。
十黒梅は、薬と違い速効性はありませんが、普段から飲んでいることで口内炎をできにくくする予防効果があります。
一時的に治っても、また繰り返すのが口内炎なので、長く口内炎で苦しんでいる人に十黒梅はオススメです。
もし、口内炎の原因がウイルス感染によるなど、自分では手に負えないときには口腔外科などで薬物療法やレーザー治療などの治療を受けましょう。
それからこれも大事なことですが、虫歯は口の中に細菌などを繁殖させ、口内炎ができる原因になってしまいます。
ちゃんと歯磨きしてますか?
口内炎ができないように、普段から正しい歯磨きを心がけるのも大切なことですよ。
ドクダミを使うときの注意点
ドクダミは、口内炎の治癒や予防に効果的ですが、注意点もいくつかあります。
ドクダミや、ドクダミ商品を使用するときには、下記の点に注意してください。
- 妊娠中や授乳中の女性、小児には使用しない
- ドクダミ茶を飲む際には、濃すぎないように注意する。濃すぎると、吐き気や下痢などの副作用が出る場合あり
- ドクダミは利尿作用があるため、大量に摂取すると脱水症状を起こす可能性あり
- ドクダミは、血液を固まりにくくする作用があるため、出血傾向のある人は使用を控える
- 薬の常用者は、医師に相談してから使用する
- 妊娠中や授乳中の方も、医師に相談
ドクダミは、上手に使えば「薬」になりますが、使いかたを誤ると「毒」にもなりかねません。使う際には、必ずチェックしてくださいね。
まとめ
ドクダミには、口内炎の原因となる細菌や炎症を抑え、口内炎の改善に役立つと考えられる作用があります。
ドクダミは、古くから漢方薬として使われてきた植物で生薬名は「十薬」ですが、この名は江戸時代に貝原謁見が「10以上の病症に有効」だと使用を奨励したのが由来です。
現代では薬剤関係をはじめ、お化粧品、入浴剤、育毛剤など様々な用途の商品に、ドクダミは使われていますね。
今回は、ドクダミの持つ独特な成分が、口内炎の治療にも効果を期待できるというご紹介をしましたが、使い方次第では「毒にも薬にもなる」面を持っているのがドクダミです。
誤った使用方法をとらないよう、注意すべき点をよく確認してくださいね。
十黒梅の副作用などについては、下記のページで解説しています。↓
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